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医療事務のレセプトとは?

レセプトという言葉は、病院に通うだけの私たちにとっては、あまり縁の言葉かもしれません。
ところが、レセプトは医療機関にとって非常に重要な事です。
レセプトとは、患者が受けた診療について、医療機関が市町村や健康保険組合等の保険者に請求する医療費の明細書の事をいいます。
レセプトを診療報酬明細書ともいいます。
医療機関では単にレセということが多いです。

私たちは病院でかかった医療費の3割を負担している人がほとんどですよね。
残りの7割はあなたが加入している市町村の保険、または健康保険組合等の保険が支払いをしてくれます。
そこで病院は患者さんごとに月単位でレセプトを作成し、市町村または健康保険組合等に請求するのです。
レセプトは膨大な量になります。
何せ毎月提出の上、患者さん毎に作らないといけませんからね。

しかし通常業務に支障が出てもいけないので、レセプトを行なう時は、交代を行いながら業務にあたるのはもちろんの事。
パソコンに向って黙々と作業を進めるという地味な作業です。
地味な作業かもしれませんが、レセプトを曖昧に行なってしまうとレセプトがチェックされた上で戻ってくるのです。
診療点数に間違いがないかや患者さんの名前や病名が一致しているかなど調べる項目はとてつもなく多いです。


秘密厳守も医療事務のお仕事

プライバシーの問題について、最近では個人情報保護法などの法律があるように重要視されていますね。
プライバシーについては、あなたの住所や氏名などが記載されているものに関してはすべて対応しないといけないのです。
その為、病院については特にプライバシーを保護する為に徹底させないといけない所でもあります。
カルテには個人情報が記載されています。
個人情報とは保険証に記載されている住所や氏名や生年月日など個人の詳細情報が記載されています。

またカルテは病名も書かれているので、病院は細心の注意をもって扱わないといけません。
最近の病院ではプライバシーを保護する点から、名前を呼ばれたくない方は別の呼び方で呼んでもらう制度もあります。

この制度は心療内科(メンタルクリニック)に多いものです。
心療内科(メンタルクリニック)に来院する患者さんは、病気の事を知り合いの人に知られたくないという気持ちがあるので、このような形を取っている所もあるのです。

プライバシーに関しては、このようなエピソードもあります。
ある病院で、同じ時間に待ち合わせするほど仲の良い患者さん方がいらっしゃいました。
ある日、1人の患者さんの姿が急に見えなくなりました。
医療事務のメンバーも心配していましたが、仲の良い患者さんたちも急に見えなくなった患者さんの事を心配されていました。
患者さんの方が、以前に電話番号を教えてもらったけど、忘れてしまったからどうしても教えて欲しいという話でした。
それではという事で、医療事務の人は番号を教えてしまったのです。

医療事務の会計の仕事

みなさんが病院に行った時、診療やリハビリが終わって待合室に戻った時にすぐお財布に手が出る方が多いのではないでしょうか?

私も診察が終わると、お財布を出していつでもお金を出せる準備をしてしまう1人です。
医療においても、またその他のサービスを受ける際にも、やはり手持ちのお金を気にしながら買い物をする等しますよね。
医療においてはその時の診療内容や検査等によって支払いの値段が変わってくるから大変なのですよね。

現在ではレセコンといって、医療計算にとても便利なものがあるので、患者さんへのお会計を出す時、とても効率が上がっています。
またレセコンで医療計算を行なわない所でも、医療用のレジが入っていて患者さんに長い事お待たせする事なく、会計が出来るようになりました。

医療事務を仕事として目指している方であれば、病院における会計業務は避けては通れない道ですし、関心がある方もいらっしゃると思います。
ただ便利なシステムが導入されると、従来のやり方がなくなってしまう事もありますし、新しく入る医療事務の人は便利なシステムの方では医療計算が出来ても、従来の方法が出来る方が少なくなっていきます。

医療事務の点数計算

薬や検査は診療報酬が決まっていて、診療報酬の点数の合計でお会計が出てきます。
例えば、薬は1錠あたりで何点と決まっています。
そしてその薬の使用日数と1日あたりの使用回数をかけて、点数の合計を出すのです。

患者さんの中には、お会計の前にいくらぐらいかかりそうですか?
と心配して聞いてくる方も中にはいらっしゃいます。
そういう時こそ、レセコンや医療用のレジがあれば、簡単に導き出せるので便利ですよね。
医療事務に現在携わっていなくて、将来的には医療事務の仕事に携わりたいなとお考えになっている方。
パソコンに触れる機会を増やしておく事が必要となるでしょう。

現代で、医療費の請求にパソコンまたは電卓を使わない病院はゼロといっても過言ではありません。
私はそろばんなら、とても得意だから大丈夫という方も、パソコンに触れる機会は作って下さいね。
なにせ、お会計の時にそろばんをはじいている病院を見た事がありませんので…。

パソコンに触れる機会を作っておけば、いざ自分が医療事務の仕事についた時に、
最初は不慣れな手つきでも、次第にこなしていけるようになるはずです。

カルテのお仕事

カルテは誰が扱うのでしょうか?

もちろん医師が扱います。
他にも医療事務の人が扱う事は分かりましたでしょうか?
医療事務の人の仕事において基本となる業務はカルテの業務(お仕事)です。
カルテには患者さんの個人情報がたくさん入っていますので、取り扱いは十分に気をつけなければなりません。

最近では、コンピューターの進化と普及が伴って、電子カルテというものが登場してきました。
電子カルテは大病院でしか見た事がありませんが、患者の個人情報はもちろんの事。
過去にどのよう病気等で来院したか?
どの薬を投薬したかなどを全部データ化しているのです。
電子カルテが入っている大病院で診察を受けると、患者の話を聞いた医師が、患者の話した事すべてを記入し、診察が始まります。

そして薬の種類もパソコンのマウスとボタン1つで簡単に記入されるようになっています。
電子カルテは便利ですが、大病院等で通常の紙のカルテの保管が出来ない所で使われている事が多く、地元の医療機関では、ほぼないと言ってもいいでしょう。
さて紙カルテを使用している病院では、治療内容や病名、患者に出す薬は医師が書かないといけません。